スマホのない生活・What a Wonderful World

エッセイ

先週の水曜日にお客様と打ち合わせをしてから、緊急事態宣言中であったが、
近くの中華屋さんで20時までに食事をともにした。
その後、帰り道でスマホを無くして、そのときからスマホのない生活を送っている。

アイホンの場合、アップルIDを複数の端末に設定していれば違う端末から
無くしたスマホの居場所が確認ができ、足立区のとある場所にあることが分かった。
何度か自分のスマホに電話をしたが出ないし、
また、帰りのタクシーの中に無くしたと思い、
タクシー会社に電話しても届けがないという。

しかし未練があって、その後も居場所を追跡していたが、
二日後には無くしたスマホの電源も切れたようで、居場所さえ分からなくなった。
今はもう諦めて新しい端末に機種を変更するつもりでいる。

スマホを無くした初日は、自分は腕時計も持ってなく、
時間やスケジュールも確認できないし、SNSやニュース情報も
確認できず、いらいらしていた。

しかし以前なら街を歩くときにスマホを見たりしていたが、
それがなくなり、前を見て歩けるようになった。
それだけではなく、スマホをもっていたときには
なぜか周りの音も耳に入って来なかったが、
駅中の電車の到着する音や駅のBGMも聞こえるようになった。
スマホにより色んな情報や手軽くSNSを通して人と連絡が取れた代わりに
我々は、それ以外の情報は遮断していたかも知れない。

昔は雲の様子や風で明日の天気を予測したり、また季節の変りも肌で感じていたりした。
しかし最近は、そのようなものはニュースに頼ったりしてその感覚は殆ど鈍化している。
AIの進展によって、人間は機械に頼り、益々人間は自分から判断する機能が失われ
自分から判断せず、何となく暮らしていくことになるかと思うと少し怖い。

スマホ無くして、二日目に北千住駅でルイ・アームストロング【What a Wonderful World】が流れた。
高校の時に勉強しながらよくラジオで聞いた歌で懐かしかった。
特に今のコロナ時代に頑張れよと自分に言ってくれているようで嬉しかった。

I see trees of green,
red roses too.
I see them bloom,
for me and you.
And I think to myself,
what a wonderful world.

I see skies of blue,
And clouds of white.
The bright blessed day,
The dark sacred night.
And I think to myself,
What a wonderful world.

The colors of the rainbow,
So pretty in the sky.
Are also on the faces,
Of people going by,
I see friends shaking hands.
Saying, “How do you do?”
They’re really saying,
“I love you”.

I hear babies cry,
I watch them grow,
They’ll learn much more,
Than I’ll ever know.
And I think to myself,
What a wonderful world.

Yes, I think to myself,
What a wonderful world.

Oh yeah.

(意訳)

私には緑の木々が見える、
赤いバラの花々も
私と君のために
咲いているんだ。
そしてひとり思うんだ、
なんて素晴らしい世界だと。

私には青い空が見える、
白い雲も
輝き祝福された日、
暗い神聖な夜。
そしてひとり思うんだ、
なんて素晴らしい世界だと。

虹の色彩、
空にあって何と可愛らしい
行き交う人々の
その顔にもあって
私には友人たちが握手しているのが見える、
「ごきげんいかが?」って言ってるよ
彼らは本当は言ってるんだ
「愛しています」って

私は赤ちゃんたちの泣き声が聞こえる、
彼らの成長を見守ろう
彼らはより多くを学ぶだろう、
私が知るだろうことよりも。
そしてひとり思うんだ、
なんて素晴らしい世界だと。

そうさ、ひとり思うんだ、
なんて素晴らしい世界だと。

この歌は、当時の泥沼化したベトナム戦争への嘆きからこの歌詞が書かれた。
今我々は目に見えないコロナと戦っており、ワクチンが開発されたとはいえ、
2020東京オリンピックも中止になると噂されていて、ベトナム戦争のように
泥沼化している。

このコロナが収束したら、子どもと公園に行き
【What a Wonderful World】だと言ってみたいものだ。

コメント